ちょっとした気遣いができるかどうか、おもてなしの心を持てるかどうかで対人関係や仕事が円滑に進みます。
とりわけ大事なのが「見送り」のときの対応です。
目上のお客様を見送る場合は、玄関の外(門構えの家では、門の外)まで出て見送り、目上の客が自家用車などで来た場合には、客が自動車に乗り込んで走り去るまで、玄関、または門の外に立って見送ります。
目下のお客様を見送る場合は、玄関の戸口の内側で見送ってかまいませんが、客が外に出たとたんに、パタンと戸をしめたり、客が外に出たとたんに、玄関の灯を消したりするのは、たとえ、相手が目下でも失礼です。
お客様が玄関または門を出てかなり離れたころに静かに戸をしめ、消燈するようにします。